【DALL-E3】DALL-E3は画像生成AIの風雲児!ミッドジャーニーやStable Diffusionは過去のものに!?

みなさんこんにちはミトヤです。

遂にミッドジャーニーとStable Diffusionの二強時代に一石を投じるAIツールが登場しましたね。

しかも無料で商用利用もできます。

いつか誰でも簡単に画像生成ができるようになると思っていましたが、こんなに早く実現するとは思いませんでした。

普段はStable Diffusionを使っている私ですが、話題のDALL-E3を体験してみようと思います。

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目次

何はともあれ実際に使用してみた

何事もまずは試してみることが大事です。

DALL-E3を体験するにはMicrosoftのBing経由が必要です。

Microsoftアカウントさえあれば誰でも無料で体験できます。

記念すべき1つめのテーマを決めましょう。

そうですね、私は車のデザインをしてみようと思います。

ホンダファンなのでホンダの車をデザインしてみましょう。

プロンプトは以下のとおりです。

absurdres,(8k, RAW photo, best quality), futuristic Honda supercar ,simple design, digital art, 3d render,

これは驚きました。

完全にNSX、しかもちゃんとホンダのエンブレムを装着しています。

では続いて軽自動車もデザインしてみましょう。

次は日本語で指示してみます。

日本で販売されているホンダの軽自動車、ボックス型でスライドドア、細くエッジの効いた形状のヘッドライト、鋭い形状のヘッドライト、メッキパーツを使ったフロントグリル、黒と白を基調にしたデザイン、洗練されたデザインでとてもかっこいい車、

これはHonda eとN-ONEを足して2で割ったようなデザインになりました。

にしてもちゃんとホンダのエンブレムを装着しているのにはおどろきます。

ここまでくると個人的な欲望を満たしたくなってきました。

ホンダにも高級ミニバンがほしい!!

アルファードの牙城を崩せるようなミニバンをデザインしてくれ!!!

高級ミニバン、威圧感のあるデザイン、ボックス型でスライドドア、細くエッジの効いた形状のヘッドライト、鋭い形状のヘッドライト、メッキパーツを使ったフロントグリル、洗練されたデザインでとてもかっこいいミニバン、

!!!???

とまらない!

生成ボタンをクリックする指がとまらない!

こういうデザインが欲しかったのだよ!ホンダさん!

ついでにSUVのデザインもしてもらいましょう。

はい、天才です。

数秒でホンダのデザインを踏襲しつつ、先進的なデザインを取り入れる。

ユーザーのニーズをわかっている!!

ここまでくるとあの問題児のデザインをしてみましょうか。

そうFITです。

さすがDALL-E3くん、わかってるじゃないか。

そうそう、こういう鋭いヘッドライトをみんな求めているんだよ。

プロンプトだけでここまで再現できるようになるとは。。。

これまでStable Diffusionやミッドジャーニーではここまでの再現は不可能だったので。

本当に商用利用していいのでしょうか。。。

次は画像生成AIといえば『AI美女』ですよね。

AI美女をDALL-E3にも出力してもらいましょう。

美しい日本人女性、フォトリアル、全身を写した写真、高解像度、レースクイーン、

あれ?

おかしいですね。
犬の出力なんて頼んでいないのに。

そうなんです。
DALL-E3はセンシティブな画像にとても敏感なので、AI美女を出力するのには正直向いていないように感じます。

とはいえ絶対に無理かと言われるとそうでもなく、何回に一回かは成功します。

成功した例がこれ↓

一発だけで指の数はちゃんと5本(隠れているのでわかりませんが不自然さはありませんね)、解像度はそこまで高くありませんが十分でしょう。

Stable Diffusionにくらべると柔軟性にはかけるものの、無料でここまで再現できれば十分すぎる結果となりました。

DALL-3の使い方

なに一人で楽しんでいるんだよ、と突っ込まれそうなのでDALL-3の使用方法を共有したいとおもいます。

Microsoftアカウントがあれば使用できる!

DALL-E3を使うには、Microsoftアカウントさえ持っていれば大丈夫です。

https://account.microsoft.com/

ここからアカウントを作成しておきましょう。

もちろん無料です。

続いて

以下のリンクにアクセスします。

Bing
Bing Bing のインテリジェント検索機能により、探しているものをより簡単にすばやく見つけられるようになり、リワードも得られます。

ピンクの参加して作成ボタンをクリックすると、サインインページに切り替わります。

ここに先ほど取得したアカウントでログインします。

あとは簡単です。

自分が作成したい画像のイメージを文字で入力して作成ボタンを押すだけです。

使用する際の注意点

どの生成AIにも共通していえることですが、誰かの不利益になるような使用方法は決してしてはいけません。

虚偽の情報を流すこともNGです。

ただ、生成AIで作成された画像はそもそも虚偽の画像であることは間違いありません。
今回私が出力した画像も実際にホンダが販売している車ではありませんしね。

いわゆるファンアートのような立ち位置になるのではないでしょうか。
使用する際は、この画像はAIが出力したもので、実際のものとは関係がない。
といったニュアンスのメッセージを添えて使用することが望ましいでしょう。

Bingの使用に関する注意書きから一部抜粋して提示しておきます。

本オンライン サービスを利用する際は、オンライン サービス行動規範 (以下「行動規範」という) を遵守する必要があります。本オンライン サービスを利用することで、お客様は使用条件および行動規範を読み、理解し、遵守することに同意したものとします。

オンライン サービスおよび作成物を、(i) 合法的な方法で、すべての適用法令を遵守し、(ii) 本契約、行動規範、Microsoft サービス規約、またはオンライン サービスに関連するその他の Microsoft ドキュメントに従い、(iii) Microsoft の権利または他の個人もしくは法人の権利を侵害しない、または侵害しようとしない方法 (オンライン サービスでコンテンツを生成する、または生成を試みる方法、目的、および/または手段を含むすべての「方法」) でのみ使用していただく必要があります。

本使用条件に記載されているとおりコンテンツのすべての権利をお客様が有しているかまたは管理していることを表明し、かつ保証するものとします。

本オンライン サービスを利用することで、お客様は以下に同意するものとします。

  • ユーザー、オンライン サービス、または他者に害を及ぼす活動に従事しない。 他者に対する嫌がらせ、いじめ、虐待、脅迫、威嚇、または個人、組織、社会に害を及ぼすコンテンツを作成したり、共有したりしようとしないでください。
  • 他者のプライバシーを侵害する活動に関与しない。 個人情報の開示 (「ドキシング」とも呼ばれる) など、他人のプライバシーを侵害するコンテンツを作成したり、共有したりしようとしないでください。
  • 詐欺的、虚偽、または誤解を招くような活動に関与しない。偽情報の作成、詐欺を可能にするコンテンツ、詐欺的なりすましなど、他者を誤解させたり欺いたりするようなコンテンツを作成したり、共有したりしようとしないでください。
  • 他者の権利を侵害しない。 知的財産権を含む他者の法的権利を侵害するために、オンライン サービスを使用しないでください。
  • 不適切なコンテンツや素材を作成または共有するために本サービスを使用しない。 Bing では、アダルト コンテンツ、暴力や流血、憎悪的なコンテンツ、テロリズムや暴力的過激派のコンテンツ、暴力の美化、児童の性的搾取や虐待の素材、またはその他の不穏なコンテンツや攻撃的なコンテンツを作成または共有するためにオンライン サービスを使用することは許可されません。
  • 違法行為の禁止。オンライン サービスを使用する際は、適用される法律を遵守する必要があります。

使ってみた感想

画像生成AIは少し前まで少々その道に詳しい人のみ使用していた感じでしたが、ここまで簡単に作成できるようになるとは驚きでした。

現段階ではStable Diffusionの牙城は崩せない

とはいえ、いままで画像生成をリードしてきたStable Diffusionに勝っているかと言われるとまだまだであるといえます。

理由は、柔軟性と拡張性が乏しいからです。

生成できる画像には制限がありますし、自分が思ったとおりのポーズをとらせたり、画像サイズを変更することはまだできません。

ただ、実際に存在する工業製品を模した画像を作成する点においてはStable Diffusionに勝っている点もあります。

今回の例のように、ホンダのエンブレムをしっかりと再現し装着してきたのには本当に驚きました。

DALL-E3で作成した画像は商用利用が認められていますが、ここまで企業ロゴをはっきりと再現しても商用利用ができるのかはいささか不安ですが。。。

商用利用の際はそういったグレーゾーンを認識し、できれば使用を控えたほうがいいかもしれませんね。

企業のイメージを損なうような仕様や、誹謗中傷、誤解を招く恐れのある使用方法については個人の倫理観に委ねられているということでしょう。

いやぁ、本当に生成AIの進化は日々とどまることを知りませんね。

これからも最新の情報にしがみつきながら時代の変化に取り残されないように一緒に情報を追っていきましょう。

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