こんにちはミトヤです。
この記事では、初心者向けにAIイラスト生成で使用するネガティブプロンプトの活用方法を解説します。
シアンネガティブなプロンプト？なにそれｗ
ミトヤ画質の悪いイラストを出したくないときにネガティブプロンプトとして『画質の悪いイラスト』っていれると画質の悪いイラストが出にくくなるんだ。
ネガティブプロンプトは、AIが生成するイラストから望ましくない要素を排除するために使われます。
具体的なネガティブプロンプトの例や、それらをうまく活用する方法を紹介します。
AIイラスト生成で使用されるプロンプトには、ポジティブプロンプトだけでなく、ネガティブプロンプトと呼ばれるものもあります。
今回は、ネガティブプロンプトに焦点を当てて、その活用法を初心者の方向けに解説していきます。
ネガティブプロンプトとは？
ネガティブプロンプトとは、AIに対して望まない結果や特徴を避けるように指示するために使用されるプロンプトです。
これにより、AIが生成するイラストやテキストから特定の要素を排除したり、望まない結果を最小限に抑えたりすることができます。
ネガティブプロンプトの例
具体的なネガティブプロンプトの例をいくつかご紹介します。
- not furry（毛皮ではない）
- no violence（暴力なし）
- without glasses（眼鏡なし）
- not in water（水の中ではない）
- no weapons（武器なし）
これらのネガティブプロンプトは、AIに望ましくない特徴や要素を避けるために用いられます。
ネガティブプロンプトの活用方法
では、実際にネガティブプロンプトをうまく活用する方法を見ていきましょう。
ネガティブプロンプトの組み合わせ
ネガティブプロンプトは、ポジティブプロンプトと組み合わせることで、より精度の高いイラスト生成が可能になります。
例えば、「cute cat」（かわいい猫）というポジティブプロンプトに「no glasses」（眼鏡なし）というネガティブプロンプトを加えることで、眼鏡をかけていないかわいい猫のイラストを生成することができます。
ネガティブプロンプトの優先順位
AIに対して複数のネガティブプロンプトを指示する際は、それらの優先順位を明確にすることが重要です。
例えば、「no weapons – no guns」（武器なし – 銃なし）のように、ネガティブプロンプトを連続して入力することで、AIに対して優先順位を明確に伝えることができます。これにより、望まない要素を効果的に排除することが可能になります。
ネガティブプロンプトの限界
ネガティブプロンプトは非常に便利な機能ですが、それでもAIが完全に望まない要素を排除することは難しい場合があります。
このため、ネガティブプロンプトを用いても期待通りの結果が得られないことがあることを理解しておくことが重要です。
そのような場合は、プロンプトの表現を工夫したり、他のプロンプトを試してみることで、より望む結果に近づける可能性があります。
ネガティブプロンプトを使った具体的なケーススタディ
ここでは、実際にネガティブプロンプトを使ってAIイラストを生成する具体的なケーススタディを見ていきましょう。
ケース1：森の中の魔法使い
あなたが森の中に住む魔法使いのイラストを生成したいとします。
しかし、魔法使いが火を使っている場面は避けたいと考えている場合、次のようなプロンプトを使うことができます。
wizard in the forest,
no fire
ここで、ネガティブプロンプトの「no fire」（火なし）を追加することで、火を使っていない魔法使いのイラストが生成される可能性が高くなります。
ケース2：友好的なロボット
今度は、子供にも優しい、友好的なロボットのイラストを生成したいと考えています。しかし、軍事目的のロボットや武器を持っているロボットは避けたい場合、次のようなプロンプトを使ってみましょう。
friendly robot,
no weapons, not for military
この例では、「no weapons」（武器なし）と「not for military」（軍事目的でない）という2つのネガティブプロンプトを組み合わせて、望まない要素を排除しています。
ネガティブプロンプトの注意点
ネガティブプロンプトを使用する際には、いくつかの注意点があります。
過剰なネガティブプロンプトの使用
ネガティブプロンプトを多く使用しすぎると、AIが生成するイラストが制約されすぎてしまい、思っていたイメージとは異なる結果が得られることがあります。
そのため、必要最低限のネガティブプロンプトを用いることが望ましいです。
曖昧な表現のネガティブプロンプト
ネガティブプロンプトが曖昧な表現である場合、AIは望ましい結果を生成するのに苦労することがあります。
そのため、できるだけ具体的であることが求められます。
まとめ
ネガティブプロンプトは、AIイラスト生成において望まない特徴や要素を避けるために非常に役立つ機能です。
ネガティブプロンプトの具体例や活用方法を理解し、ポジティブプロンプトと組み合わせることで、より精度の高いイラスト生成が可能になります。
ただし、AIが完全に望まない要素を排除することは難しい場合もあるため、プロンプトの表現を工夫したり、他のプロンプトを試すことで、望む結果に近づけることが大切です。
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